【鍵選び】空き巣の侵入防止が期待できる鍵

暮らし、鍵、防犯 By sutaota

外出の際に、玄関や窓を施錠するのは最も基本的な防犯対策です。

しかし、ピッキングなどで開錠する空き巣がいるため、1つのドアに2つ以上鍵を設置したり、複雑な鍵を設置して、より防犯性の高い方法を取ることが、推奨されるようになりました。

【鍵のレスキュー】



1ドア2ロック

1月26日は「1ドア2ロックの日」とされ防犯性を高め、空き巣被害を減らすために、1つのドアに2つ以上の鍵を設置することを推奨・啓発するために制定されました。

1ドアに2つの鍵と言っても、必ずしも別々にする必要があるわけではなく、同じ鍵であっても効果があるとされています。

1ドア2ロックを同じ鍵にした場合

例えば、1つのドアに同じ鍵を2つ取り付けた場合を考えますと、鍵の所有者は1つの鍵を流用し2回開けることになります。

鍵を変えるわけではないので、それほどの手間がかかるわけではありません。

しかし、ピッキングする侵入者側からすると、1度開錠した鍵と同じ手間をもう一度行わなければならず、2倍の時間がかかることになります。

侵入者の思考として、建物の中に侵入するまでに5分以上かかる場合、約7割ほどが断念し、さらに10分を超えるとほとんどが諦めるとされています。

もちろん、すべての侵入者が諦めるとは言えませんが、10分以上経過していれば人に見つかる確率が高くなっていますし、ホームセキュリティと契約している場合だと、様子を見に来てくれますので、さらに安全性を確保することができます。

防犯性の高い鍵

現在使用している鍵を防犯性の高いものに交換することで、より安全を確保することができます。

ディンプルキー

ディンプルキーは従来の鍵に比べて、防犯性が高いと言われています。

通常どの鍵にも、鍵穴のなかにはシリンダーという部品があり、そのなかにいろいろな高さのピンが並んでいて、このピンの高さと鍵の形が合うことで鍵が回り扉が開きます。

逆にピンの高さと鍵の形が合わないとピンが引っかかって鍵が回らず、扉を開けることができない。というのが、鍵の仕組みです。

従来の鍵は側面にギザギザがついていて、このギザギザに噛み合う高さのピンが1列に並んでいます。

それに対してディンプルキーは鍵の側面ではなく、表面にくぼみや溝がついていて、面積の広い鍵の表面を利用しています。

そのため従来の鍵よりもピンの数を増やし複雑にすることが出来るため、ピッキングが難しく、防犯性が高くなります。

ディンプルキーの価格相場

ディンプルキーにも様々な種類があるため、価格が5,000円程度のものから30,000円以上するものがあり、より防犯性の高い鍵は製造に高度な技術を必要とするため、価格も高くなる傾向にあります。

鍵には、鍵を不正に開ける方法であるピッキング、鍵穴壊し、サムターン回しなどに対する試験がおこなわれ、建物に取りつける鍵にはその結果を表示することが義務づけられています。

それぞれの試験に耐えられるかどうかが「あり」「なし」、鍵を開けるのにかかった時間が「5分未満」、「5分以上」、「10分以上」の3段階で表示されています。

それらの項目を確認し、価格だけによらず、防犯性を判断することが出来ます。

ディンプルキーのデメリット

防犯性の高いディンプルキーですが、デメリットもあります。

合鍵が作りにくい・鍵開けが難しい

ディンプルキーの合鍵作成や鍵開けには、特殊な技術や設備が必要となり、業者によっては対応できない場合があります。

また、対応できるとしても、費用が高めになったり、時間がかかったりします。

カードキーや認証タイプの「電子キー」

カードキーや認証タイプの「電子キー」も防犯性の高い鍵です。

電子キー」は電気と連動して施錠、解錠をコントロールする鍵で、センサーにカードキーをかざして開けるものや暗証番号を入力するもの、指紋やスマホを鍵の代わりにできるものと様々な仕様のものがあります。

これらの鍵には鍵を差し込んで回すという動作がないので、鍵穴がついておらず、ピッキングすることが出来ません。そのため、防犯性が非常に高いとされています。

内溝キー

内溝キーは、鍵の内側に溝を掘り込むようにギザギザがついているのが特徴で、従来の外側にギザギザが上下についている鍵に比べてピッキングが難しく、高い防犯性を持っています。

【鍵のレスキュー】

防犯性の低い鍵

ピンシリンダー

鍵の片側にギザギザがついているのが特徴で、シリンダーにはピンが1列しかないため、ピッキングで開けられやすい鍵だといえます。

ディスクシリンダー

シリンダー内にピンではなく、円盤上の板を並べた構造になっている鍵です。鍵の両側にギザギザがついていることが多いです。シリンダーの構造が単純なためピッキングに弱く、現在では製造されていません

劣化した鍵

鍵穴に鍵をさしこみ開錠・施錠を行うタイプの鍵は約10年ほどが耐用年数と言われています。

長年使っていることで経年劣化し、サビや破損がある場合、鍵自体を破壊してこじ開けられるおそれがあります。

鍵を交換する際の留意点

鍵の交換は、自分で行うことも可能ですが、作業中に扉を傷つけてしまったり、細かい部品を失くしてしまったりといった可能性が、ないとも限りません。慣れない鍵交換の作業には時間がかかってしまうことになると思います。

また、鍵交換には、鍵全体を交換する場合と、鍵穴のなかの部品であるシリンダーのみを交換する場合とがあります。

前者の場合だと、サイズが合わず扉に細工を施さないと取り付けられなかったりする可能性があります。

後者の場合だと、現在の付いている鍵のメーカー型番に適合したシリンダーでないと取り付けることが出来ません。

鍵交換は専門業者に依頼した方が安心

以上のような留意点があり、設置後防犯の安全さを考えて、鍵交換は鍵の専門業者に依頼した方が安心できるかと思います。

【鍵のレスキュー】


カテゴリー:暮らし、鍵、防犯
タグ:鍵交換、開錠、鍵制作

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